|
製造工程 1 製造工程 2 生地検査工程
製造工程 1:麻生地から5段階の工程を経て、「Artists' Canvas」となっていきます
- 下地処理として、生地に薄く特殊配合グルーを塗布します。
これにより油絵具の酸から生地を守り、キャンバスにより強い耐久性をもたせます。
また、この下地処理は生地をよりスムースに、より強くする働きをもっています。
- 2層目の特殊配合グルーを塗布し、乾燥炉にて乾燥させます。
- 1回目の下塗りをします。この下塗りの選択は非常に重要で、これにより最終的に加工されたキャンバスの
絵具の吸収具合が決まり、どういったタイプの絵具に最も適するかが決まってしまいます。
- 下塗りを施した生地を、サンディングローラーにて磨き上げます。
- それぞれの用法に適した上塗り加工を施します。
製造工程 2:絵画制作には様々な種類の絵具と製作テクニックを用いられますが、
それぞれによってキャンバスには特有のコーティングが要求されます。
そこでクレサンでは5種類のタイプのキャンバスを用意しております。
油絵具を使用した製作を意図して作られたもので、
特殊配合グルーにて下地加工した後に精製亜麻仁油、植物性テレピン油、
ジンクホワイト顔料にて下塗りが施され、天然乾燥をする為の乾燥室に3日間入れられます。
その後キャンバス表面をさらに磨き、
今度はチタニウムホワイト顔料からなる上塗りをコーティングします。
加工を終えたキャンバスは再び乾燥室に戻され、10日間熟成させ完成します。
- アブソルバンキャンバス(吸収性 100%)
テンペラ絵画用(アブソルバン油絵、水彩画両用)に作られたもので、
オイルキャンバスと同様の下地加工を施した後、ウサギ膠とチョーク顔料にて
下塗り及び上塗りを施しています。
この顔料は水性の為、水分がより早く蒸発する乾燥室にて乾燥させます。
-
ユニバーサルキャンバス(吸収性 50%)
油絵具、アクリル絵具、テンペラ絵画用に作られた物で、
オイルキャンバスと同様の下地加工をした後に
アクリル樹脂とチタニウムホワイト顔料にて下塗り上塗りをし、乾燥室にて乾燥させます。
-
グルーキャンバス
市販のキャンバスでは満足できない方の為に、クレサン社特製の特殊配合グルーにて
下地加工まで施した商品です。お客様ご自身の手にて最後の仕上げを施していただけます。
-
亜麻生地キャンバス
全くの生地のみの商品ですが、ただの生地ではございません。
まず細心の注意を払って生地の不良部分を検査し、異常に太い糸やネップを念入りに取り除かれます。
完全にスムースな状態となり糸目が均一になった所で生地はさらに磨かれ、塵を払われ、
最終的に変則部分と毛羽立ちを機械により取り除き、キャンバスとして使用するにあたって
最高の状態に仕上げられた生地となっております。
以上のようにキャンバスは加工されますが、現在では多くの工程に機械設備を取り入れております。
しかし、それは100年わたって培ってきた伝統的な手法を取り入れたものであります。
又、310cm 幅以上の広幅物や特殊加工を必要とするキャンバスは、
現在でも全て完全手加工にて生産されており、最長で40mの長さまで生産が可能です。
生地検査工程:
生地が織りあがりクレサンベルギー工場に到着した段階では、
それはまだキャンバスの製造工程を経ていない全くの「素」の生地状態でしかありません。
まず細心の注意を払って布の不良部分を検査します。
そしてここで異常に太い糸やネップを念入りに取り除きます。
その結果、生地は完全にスムースになり、糸目が均一な状態となります。
その後生地はさらに磨かれ、塵を払われ、最終的に変則部分と毛羽立ちを機械により取り除き、
ようやく最高のキャンバス生地として準備が完了するのです。
|